排卵検査薬で陽性!でも、信憑性とかどうなんでしょう?
排卵検査薬が陽性になった場合、これはそのまま100%排卵があっとことをしめすものではなく、ただ単に排卵の指令が体内で出されたと理解するべきです。と言うのも、排卵検査薬が陽性反応を出したと言うことは、尿の中のLHサージを検出したと言うことです。このLHサージが起こると通常は36〜24時間後に排卵が起こります。従って、排卵検査薬で陽性となれば、高い確立で排卵していると理解していいのですが、LHサージがあるにも関わらず排卵できていない場合もあります。この場合は病院で治療しないと排卵に至らないので、調べてもらう必要があります。因みに排卵検査薬による検査の信憑性を高める為には、ピークを逃さないと言う意味で、半日おきに検査するのがベストだと思います。さらに体調とか、時間と線の濃さなどをきちんとメモしておくと、次の周期にも役立ち、排卵検査薬による検査の信憑性がまします。
例えば1日に初めて排卵検査薬で陽性反応が出て、2日に体温が下がっているのであれば、かなり高い確率で2日が今日が排卵日であると考えてよいでしょう。おそらく、3日か4日から高温になるはずです。妊娠するためのベストのタイミングは、ご存知の通り排卵した時に卵管で精子が待ちかまえているタイミングです。つまり、排卵日の前日が可能性が高いわけです。このことを、排卵検査薬の陽性反応をうまく使うことをお奨めします。因みに精子の女性体内での受精能力保持時間は2〜3日、卵子の受精可能時間は12〜24時間です。
排卵日の二日前の精子であれば、充分機能しますし、当日の精子も充分間に合う可能性があります。合体の当日に妊娠しないで、翌日に妊娠する場合もあるというわけですね。排卵検査薬を理想的な妊娠タイミングの為に上手に使いたいものです。
さて、排卵検査薬での結果が陽性でも陰性でも、検査の信憑性が低いと、どうしようもありませんね。そこで、正しく検査することによって信憑性を最大限に保って検査をしたいわけですが、排卵検査薬の使い方で、一番気をつけたいのは、毎日同じ時間に、検査することです。これに反して、1日目は夜に検査、2日目は昼に検査というタイミングでは、検査の間にLHサージのピークが過ぎてしまうとか、尿の濃度の違いによる誤差が生じたりするので、できるだけ毎日同じ時間に、排卵検査薬を使用することが大切です。最近では、従来のアナログ表示だけではなく、見やすいデジタル式の排卵検査薬も出回っています。
アメリカなど海外製の排卵検査薬もあり、ネットで丹念に探せば見つけられます。 これらの海外製の排卵検査薬は、一回分が100円とか150円と格安・激安になっています。